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【発達障害で退職へ#04】WAIS検査の結果【簡単に解説!】

大人のADHD
この記事は約3分で読めます。

こんにちは、りみ(@limi_log)です。

昨夜、こちらの記事を公開して、WAIS検査の結果を公開しました。

この記事で解説しきれなかった、それぞれの検査項目を解説したいと思います。ただ、これはあくまでも傾向であって、全ての方の特性にあてはまるわけではないので、ひとつの目安くらいに考えていただけたらと思います。

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WAIS検査の結果解説

4つの群指数

言語理解

言語理解はおおまかに言うと、言葉のとおりではあるんですが、言語的な情報を理解したり、自分がもつ言語的な情報をつかって状況に対応する能力のことを言います。物事を論理的にカテゴリ分けして考えたり、一般的な事実に対しての知識や、単語の理解・言語の発達などの能力に繋がっていきます。

この数値が低いと、自分の気持ちを言葉で説明できなかったり、会話についていけないなどの悩みがうまれやすいそうです。

知覚統合

知覚統合はおおまかに言うと、目(視覚)からの情報を処理する能力のことを言います。目で見た記憶を長期間覚えたり、全体を部分に分解したり、言語的ではない概念をつくりだしたりなどに繋がっていきます。

この数値が低いと、文章の要約が苦手だったり、地図やグラフの把握が難しいなどの悩みがうまれやすいそうです。

作動記憶

作動記憶はおおまかに言うと、耳(聴覚)からの情報を記憶する能力です。ワーキングメモリとも言いますが、短期間の記憶を指すことが多いみたいですね。

この数値が低いと、聞いた話や約束・人の名前を忘れてしまったり、聞き間違いが多かったりなどの悩みが生まれやすいそうです。

処理速度

処理速度はおおまかに言うと、目(視覚)からの情報を「事務的に」「数多く」「正確に」処理する能力です。視覚的な短期間の記憶力や、事務処理の的確さと速度、目で見て探索する能力などにつながっていきます。

この数値が低いと、単純な作業で間違えてしまったり、作業のペースが遅いなどの悩みが生まれやすいそうです。

りみの特性を予想すると…

ボクの場合は、処理速度が113の知覚統合が99だったので、「言葉で説明できないことの処理が苦手」というのが1番大きいんじゃないかと思います。そして、115あった言語性IQに比べて動作性IQが103ということで、その場の突発的な処理よりもこれまでの経験や記憶から学習したことをベースに対処することが多いといえると思います。

つまり、「臨機応変な対応が苦手」というのは「明文化されていない対応ができない」という、前職で指摘されていたボクの弱点に繋がることなんですよね…。

まとめ

数字が全てではないというのがADHDの難しいところではあるんですが…ボクの特性を把握して「できないことはできない」けれども「できないことを把握して改善する」ために自分を知ろう!と思いました。

もしもボクのように自分の特性を知りたいという方の1つの助けになれたらと思います。

次は、前職のメンバーにボクの特性を伝えるに至った過程と、その結果までお話できたらと思います!

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